今後の課題など

おもてなしの体制づくり

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テレビや雑誌などのメディアを活用した情報発信を積極的に実施してきた戸越銀座ですが、メディアによる演出があまりに魅力的に見え過ぎてしまうために、それを見て過度な期待をもって商店街に訪れた人から、実際の商店街とのギャップに関する不満を聞くことも多くなってきています。

戸越銀座商店街は近隣型の商店街で、魅力的なお店が増えてきているのも事実ではありますが、メディアで取り上げられているお店は、商店街にある約400店舗のうち、ほんの十数件かと思います。

例えば、戸越銀座コロッケの特集をテレビで見てきたお客さんは、商店街全体がコロッケの街になっているようなイメージをもたれていることも少なくありませんが、戸越銀座コロッケ事業に参加している店舗がその5%程度にあたる20件程度しかありません。

テレビを見て戸越銀座がコロッケのまちだと思って来訪した人は、あたかもコロッケのお店がたくさん軒を連ねているようなイメージを持たれていることもあり、どこでコロッケが売っているか分からないという意見も多いのです。

さらに、テレビを見た人がやってくるのは日曜日が多く、戸越銀座はもともと近隣型の商店街であるために、オープン時間が遅かったり、日曜日を定休日としているお店も多いため、せっかくお客さんが来てもシャッターが閉まっているという状況も少なくありません。

そこで、目的別に商店街を楽しんでもらえるような冊子やマップを作成し、きめ細やかな情報提供を心がけるようにしておりますが、商店街振興組合ならではの問題もあり、思うように進められていないことも事実です。(※詳しくは目的別マップの作成をご覧ください。)

無料のガイドマップ

そのほか、連合会はこれまで近隣地域に住んでいる方を中心に商売をしてきたために、商店街にはお客さん用のトイレがほとんどありません。

近隣地域に住んでいる方であれば、家に帰ればトイレがあるのでそれで足りるために特に不満が出るようなこともありませんでしたが、遠方から遊びにくるようなお客さんにとっては、トイレが無い非常に不便な商店街となってしまっているのです。

お店のトイレを利用させてあげればと考えるかもしれませんが、お店の奥に店主が居住しているような建物形式も数多く存在し、お客さんにトイレを貸すこと自体が困難な場合も多いのが実情です。

このように、観光を目的とした来街者が増加し、新たな客層が来訪するようになったことで発生した問題が多いのですが、まだまだ対応しきれていないことばかりです。

今後は、今まで以上に詳細な情報発信を行う必要があり、案内所や休憩所、客用トイレなどのハード整備も同時に検討していかなければなりません。それなりの費用や人員も必要であり、これまで以上に情熱とエネルギーが必要になります。

今後は観光スポットとしての商店街という視点を持って、広域から遊びにやってきた人たちにも楽しんでもらえるような、都市型観光型の商店街に生まれ変わっていく必要があり、それに伴ったおもてなしの体制づくりが必要であると考えています。

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